ガレージのある暮らし

今回は、ガレージについてのお話です。

屋根と柱のみでできているカーポートと比べ、ガレージは屋根と3方向の壁からなり、雨風が横から吹き込むことがありません。そのため車の乗降がしやすく、外部物置として荷物の保管、ゴミ置場としての利用や、自転車置場も兼ねるなど多用途に使える上、建物と一体でデザインすることで統一感のある外観にできることも大きなメリットです。

加えて、近年需要の高まっている電気自動車では、悪天候時の充電もガレージ内で安全に行えることや、盗難や悪戯に対しての防犯性も高いなど、様々な観点からシャッター付きのガレージにすることも増えています。

ただしガレージを作る際には費用がかかるため、設計の段階で予算配分をしっかり考え、母屋と外構を合わせてバランスよく計画することが大切です。
また、住宅とは別に設ける「離れ型」と住宅内部に組み込む「インナーガレージ型」がありますので、敷地の条件などを考慮し判断することが重要です。

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