ギャラリーのあるデリカテッセン -地域の景観に配慮した「和」のデザイン-
長年親しんできた土地に洋食中心の惣菜店を作り地域の食文化に貢献したいというオーナーの夢に加えてお店の一角にギャラリースペースを設け、地域の人々との交流の場としての開かれたお店づくりを実現しました。
計画地は市の中部から少し離れた静かな住宅地の一角にあり周辺の景観に溶け込むように外観は黒い壁の「和」のデザインとし、街並みとの調和を優先することを意識しました。店舗は内外部に木の温もりを感じられる柔らかな質感を取り入れながら、ギャラリーは黒い螺旋階段が印象的なシンプルでモダンな空間としました。