呑み処-月丸 -親しみのある和の癒し空間-
限られた敷地の中での飲食店併用住宅の計画です。白い箱を金属サイディングと漆喰壁で構成し、木製ルーバーでアクセントをつけ、住宅街の中にも馴染むデザインとしました。1階の飲食店内部は、店舗入口の木製建具や、木質の材料である杉の無垢フローリング、杉の腰壁、木製ルーバーを採用し、塗壁で落ちつきのある柔らかい雰囲気としました。又、フローリングからの天井高さを2.55mに設定し、タタミ敷の部分の天井高さを2.25mに抑え、お店全体が一体感のあるアットホームな空間となっています。2階の住まいは道路面の開口部を最小限に抑えながらも明るい室内になるように配慮し、生活感を表に出さないように心掛けています。