住環境を再構築する -自然素材を活かしたリノベーション-
今回のリノベーションはマンションの住戸を丸ごと躯体まで解体し全て再構築する計画です。プランニングは共用部分を出来るだけ広く、個室はミニマムにし、限られた面積の中でもメリハリのある空間としました。住環境に配慮し床にはオークの三層フローリング、壁と天井に漆喰を採用しました。漆喰は調湿する性質と共に、臭いを消す機能もあり、室内は新築の時に感じる特有の臭いがほとんど感じられません。
浴室はハーフバスと壁にタイルを使った仕上げとし、洗面やランドリー室は造作家具により、温かみと質感にこだわりました。