インナーデッキのある陸屋根の住まい -住環境の向上を図る-
線路際の敷地に建つ木造2階建て住宅の計画です。黒の金属サイディングや、白の塗壁、アルミルーバー、パンチングメタルなど、質感の異なる素材を組み合わせたモダンな外観が特徴的な住まいです。内部は、白の壁紙を基調としてタモの造作家具や建具、ハードメイプルの床など暖色の素材で統一することで、シンプルかつ温かみのあるデザインとしました。また、リビングと繋がる和室や書斎を設けるなど、ゆとりのある空間構成としています。基礎断熱工法を採用し、屋根に高断熱性の野地板を取り入れ断熱性を向上させるなど、デザインだけではなく機能性にも配慮した住まいとなっています。