深い軒をもつ平屋の住まい Part2  -シンプルで使い易い間取りを考える-

深い軒をもつ平屋の住まい Part2

旧市街地に隣接する住宅街に建つ平屋の住宅です。外観は施主要望のメンテナンス性の良さを重視し、切妻屋根と外壁はガルバリウム鋼板のタテハゼ葺きを採用しました。正面のデザインは、水平ラインのすっきりとした軒先に塗壁と目隠しのコンクリート塀を組み合わせたファサードとなっています。内部は心地良い勾配天井のLDKを中心に、水廻りや子供室、和室を配置したシンプルで使いやすいプランニングとしました。又、和室には施主支給品の古木を削って再利用した床の間を設け、シンプルながらも落ちつきのある空間となっています。そして、この住宅の特徴である深い軒は、内部空間と外部空間(庭)を繋ぐ中間領域であり雨除けや夏の日除けとして、「住みやすさ」の機能を付加しています。


DIMENSIONS

1F
129.08㎡(39.0坪)
Total
129.08㎡(39.0坪)