深い軒を持つ平屋の家 -シンプルなミニマムライフを考える-
お子様を育てあげられたご夫婦の、落ち着きのある暮らしをテーマにした平屋住宅です。外観の切妻屋根と外壁は、ダークグレーのガルバリウム鋼板のタテハゼ葺きを基調にしながらも正面になる南側外壁部分には白い塗壁を施し、明るい印象になるように心掛けました。この住宅の特徴である深い軒は、リビングと庭の中間領域として、雨除けや夏の日除けとしての役割を果たしています。更に防犯も兼ねて、羽の角度で採光と遮光が調整できる電動ブラインドシャッターを南側に設置しました。内部は、リビングを中心に水廻りや寝室を配置したシンプルで使いやすいプランニングとなっています。