施主自らのライフワークである書道のための小さなアトリエとして、この建物は計画されました。一見すると無愛想な墨色の外観は、ある種の精神性と緊張感を感じさせます。内部はスキップフロアで構成された断面計画により、空間の連続と遮断を与えることで、ゆるやかな秩序をつくることを心がけました。唯一南側にとられた開口は「抱雲荘」と名付けられたこの建物の象徴として、暖かな陽光と涼やかな風を取り込んでくれます。
DIMENSIONS
- 1F
- 48.94㎡(14.7坪)
- 2F
- 52.98㎡(15.9坪)
- Total
- 101.92㎡(30.6坪)